カンパニエはなぜ失敗したか?

バージョンアップも控え、失敗かどうかわからないわけですが、どうせろくな修正しないだろうから、失敗ということにしといて問題ないだろうw

第一印象が最悪だったカンパニエバトル

アルタナの神兵が実装された直後、たいていのプレーヤーはカンパニエバトルにいい印象を持たなかったと思います。それはカンパニエバトルが始まるとNPCが消えるため、あらゆるクエストが侵攻ストップしてしまったからです。
最もこの時の印象を引きずっている人は少ないと思います。
しかし、今から思えばこの配慮のなさがアルタナの神兵の完成度の低さを表していたのかもしれません。

開発の最大の失敗

アルタナの神兵実装からしばらくするとプレーヤーにカンパニエというものが浸透していきます。しかしこの浸透の仕方が失敗の最大の原因ではないかと考えます。
まずカンパニエopsはその内容から低レベルの経験値稼ぎとして注目を浴びます。そのため、どのopsが経験値を稼げるかという点が注目され、それの影響についてほとんど語られることはありませんでした。
一方カンパニエバトルについては、当時のバランスはプレーヤーがあまり何も考えなくても連合軍の領域とすることができたため、やはり経験値の方に注目が集まりました。
こうして開発の意図である大規模な戦争という当初の構想に反し、プレーヤーはカンパニエの仕組みをあまり知ろうとせず、もっぱら経験値の方に興味が向かっていきました。

カンパニエバトルの難易度アップ

そして6月のバージョンアップにおいて、カンパニエの難易度は一気に上がります。ほとんどのサーバで市街戦を余儀なくされました。9/7現在の仕様では市街戦中は他エリアへワープできないこと、エリアによっては理不尽な戦いを強いられることから、カンパニエバトルは一時的に市街戦中心となっていきます。

プレーヤーが奮闘すれども

現在のカンパニエバトルは一部のプレーヤーにより、いくつかのエリアを奪回しようとがんばっていますが、そのためにはアライドタグを受けずに行動する必要が出てくること、カンパニエバトル中の行動も経験値に結びつかないことがあるなど、他のプレーヤーに協力を求めにくく、なかなか広まっていかないのが現状です。
またバグも多く、それがカンパニエバトルをやりにくくしている面もあります。

NPC中心に動くカンパニエバトル

上記のアライドタグを受けずに〜のところにも関係するのですが、カンパニエバトルはNPCが攻めにいかないと発生しないため、敵にしろ味方にしろNPCが行動を起こしてくれず、防衛では詰みに、侵攻ではタグなし戦闘を余儀なくされるケースが出てきます。
ゲームなのにNPC中心というのはなんだか変な気がします。

語られないカンパニエの仕組み

カンパニエの仕組みについてはゲーム中の説明も不足しており(ここは開発もインタビューで認めています)、仕組みを知る必要が出てきた現在も推測の域を出ていないものが多いです。このこともプレーヤーの困惑を招いていると思われます。

結局のところ

大部分のプレーヤーは現在のカンパニエも経験値目的でやっており、開発の意図である大規模な戦争バトルという意識はもってないと思われます。
今後どんなバランス修正、新要素追加をするかは分かりませんが…結局この印象を拭えない限りはプレーヤーから経験値の観点でしか語られないと思います。